マウスピース型矯正装置（インビザライン）について
マウスピース型矯正装置（インビザライン）とは
インビザラインは、アメリカの会社が開発した「マウスピース型矯正装置」です。患者さんの口内に合わせて作るオーダーメイドのマウスピースを何枚も作り、一定期間ごとに付け替えることで矯正治療を進めていきます。
透明で目立ちにくいことや、簡単に取り外せるため清潔感を保てることから多くの方に注目されている治療法の一つです。
このような方にオススメです
- 周囲に目立つことなく歯並びを改善したい方
- 金属アレルギーが心配な方
- 装置を気にせずに日常生活を楽しみたい方
- 歯磨きをストレスなく行いたい方
- 口内環境を清潔に保ちたい方
など
このような方には、マウスピース型矯正装置（インビザライン）による矯正治療をオススメしています。
当院では、患者さんへの丁寧なカウンセリングを行った上で、これまでの豊富な経験や知識を活用し、患者さんそれぞれに合わせた計画等を立てることによって最適な治療法をご提案しています。少しでも興味のある方、気になる方はぜひご相談ください。
マウスピース型矯正装置（インビザライン）のメリット・デメリット
インビザラインのメリット
衛生的に治療が進められる
インビザラインは、マウスピースを取り外して歯磨きなどのケアができます。虫歯や歯周病をはじめとした病気を未然に防ぎつつも、矯正治療を進めることができます。
診療回数等が比較的少なく済む
これまでの矯正であれば、月に1〜2回は通院することが推奨されていましたが、マウスピース型矯正装置（インビザライン）はマウスピースを自宅に持って帰っていただいて交換を行うため、経過観察や定期的なケアのため1〜2ヶ月に1回の通院で問題ありません。
ただし、個人差はありますので、当院医師にご確認ください。
口内のトラブルが少ない
これまでの矯正では、思いがけない外傷によるケガがありました。
ですが、マウスピース型矯正装置（インビザライン）では起こりません。
また、口内炎や矯正装置によって感じる痛みなどもないため、着用したまま安心した日常生活を送ることができます。
インビザラインのデメリット
飲食時には外す必要がある
インビザラインは、基本的に水以外の飲食を行うときにはマウスピースを外す必要があります。
また、飲食後にマウスピースをつける前に必ず歯磨きをしなければならないため、口内環境は清潔に保つことができますが、手間と感じる方がおられるかもしれません。
装着時間と方法を守らなければ効果が出ない
インビザラインは、基本的には一日20時間以上装着しておくことが必要です。
この時間をしっかり守らないと、マウスピースがはまらなくなってしまったり治療期間が伸びてしまいます。結果的に追加費用が必要になってしまったりするケースもあるため、しっかりと装着時間を守るようにしてください。
マウスピースは全て自己管理
マウスピース型矯正装置（インビザライン）は、基本的にマウスピースが完成すると全てを患者さんに管理していただくことになります。
管理には専用ケースが必要であったり、治療のタイミングによってつけるマウスピースが決まっているため、番号の管理なども必要です。
全て自己責任において行っていただくため、ご理解のほどよろしくお願いいたします。